今、気づいたの☆天使のささやき☆
窓の外を見ると、
そこには、リョクが自転
車にまたがったまま立っ
ていた。

「何?」
旬は窓を開け、
ムッとして言った。

「あのさ、この辺さ、
痴漢とかひったくりと
かよく出てさ、治安が
悪いから、よく警察が
見回りしてるんだよね。
もうそろそろ見回りの
時間だからさ、教えて
あげようかと思って」

「それはどうもご親切に」

旬はぶっきらぼうに答
えた。
そして、すぐに窓を閉
めようとする。
それを静止するように
リョクが話しかける。

「あのさ、まさか、
嫌がる彼女に無理矢理
なんかしようとしてな
いよね?そういうのっ
て同意のもとじゃない
となんていうか知って
る?レイプっていって
さ、犯罪なんだよね。
刑務所に何年入るんだ
ろう」

「なんだよ。うるさい
な。同意の上に決まっ
てるだろ。邪魔だから
早く消えてくれる?」

「じゃあさ、その子に
聞いていい?」

「はあ?しつこいんだ
よ。おまえに関係ない
だろ」

「関係なくないんだよね」

「なんでだよ」
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