砂漠の王と拾われ花嫁
「侍医殿は姫様と殿下の事を反対しているから『秘薬』を飲ませてくれないんだとも言われたらしくて だから内緒で部屋から・・・・」



カリムが話し終えるとカシミールが口を開いた。



「殿下、タヒール大臣とファティマを捕らえましょう」


「おろかな奴らだ」



そんなにリセが邪魔だったのか。



妃の次に何を望むつもりだ?ファティマ、タヒール。



「カシミール、証拠がない」


そう言ったのはアクバール。


「証拠・・・・」



「そうだな・・・相手はこの国でも権力者の大臣 たかが馬番の話など一笑にふして終わりだろう」



ラシッドが重い溜息を吐く。


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