アイドル様とヒミツな恋を。
「きゃっ!?」
―ギュッ
気付かないうちに、愛花を抱き締めていた。
「りっ、竜人??」
愛花は俺の腕でアタフタしている。
「愛花。俺……」
突然、友梨さんの言葉が過った。
『愛花が一緒にいたいと思わなかったら3ヶ月で即終わりだから』
「ごめんっ!」
バッとすぐに、愛花から離れた。
……いきなりこんなことされたら、愛花は俺を嫌いになる?
……もう一緒に居たくなくなる?
俺は、愛花をおいて部屋に静かに戻った。