アイドル様とヒミツな恋を。



「ご注文をうかがいます」


気が着いたら、愛花が俺達の席に来ていた。



「んじゃ、コレと、コレを4つ」


咲がメニューを指さして、何かを注文した。




「あと……」


静かに、俺は口を開いた。



……思いが。


「愛花ちゃんをお持ち帰りで」



止まらない……。




だって、



君は俺のモノだろ?




「……はい?」

「てことで行くぞ」

「きゃッ!?」


驚く愛花を無視して俺は店の外に向かった。



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