アイドル様とヒミツな恋を。





*愛花side*








………どーしよう。





自分からキスなんて絶対無理だけど……






キスしなきゃ観覧車乗った意味無いよ!!







………う゛ぅ〜。







「ほらほら!早くしないと……」




竜人が外を指差したから、頭を抱えていた私は窓の方へ視線をむけた。








……ヤバい!!




もう日が暮れちゃう!!








「はい……んー」






竜人は目を閉じて、私のキスを待っている。





……仕方ない。これも幸せになるため!!






そう言い聞かせて。





そっと竜人の唇にキスを落とした。





< 218 / 250 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop