жめぐり逢いж

side:Syuto




そいつは、すごく怖がりながらやってきた。



「おぃ、そこでなにやってる。」



「ひゃっ!!」



彼女はビクッと体を跳ねらせた。



「だ・・・だれ?くらくてよく見え・・・うぉ」



その子は前が暗くて見えず、俺にぶつかった。



「柚芽??」



「えっ!!・・・もしかして・・・しゅう・・・・しゅう・・・」



しゅうのつぎが言えてない・・・



「愁斗だよ。」



「こんなところで何してるの?」



「ちょっと休憩。柚芽は?」



「ぁえっと・・・逃げてきた・・・」



逃げてきたって、たぶんメイド喫茶からだろうな。






< 66 / 284 >

この作品をシェア

pagetop