жめぐり逢いж
・・・・・・・・・・
長い沈黙が二人を包んだ。
「あ・・・あのさ」
さきに俺から口を開いた。
「今度・・・・・・」
遊びに誘いたいのに言葉が続かない・・・
「カラオケにでも行こっか♪」
スゲー、俺の気持ち分かるみたい。
「え・・・・・・ぅん」
「まず、ここからでなきゃ・・・」
「でも、今出たら・・・」
「たぶん・・・・・・」
「「つかまる」」
「このままのほうがいいよ」
「ぅん。そうする。」
俺と柚芽は理科室の床に座り、みんなが帰るのを待った。