жめぐり逢いж

side:Mirai




俺は、濫貴に聞いた話が今でも頭から離れなかった。



「土日どっちも空いてない。」



その言葉を信じて日曜日の夜7時を迎えていた。



♪~♪♪



「お、電話だ」



それは濫貴からの物だった。



「俺さっき、近くの雑貨店行ってきたんだけど、たまたま柚芽ちゃん見かけて話しかけ
ようとしたらもう1人の男の子と一緒に歩いてた。これってどういうことだよ、ケンカでもしたのか?まぁ、なんかあったら俺にでも相談してくれよ。」



俺は、ケータイを床に落としてしまった。



柚芽が俺以外の男と、祭りに・・・・?






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