指先からの恋物語




「葵 カーテン開けていいか?」


「どっどうぞ!」






シャッ・・・






仕切られていたカーテンを



優真は開けた




そして 優真の顔が見えた




とても 急いで来たような顔をしていた







「どうして 来たの?」


「兄貴に倒れたって聞いたから・・・
 大丈夫なのかよ・・・?」


「うん
 ちょっと腰やっちゃったカンジ・・・」


「はぁ・・・
 それだけなのかよ・・・」








それだけって



あたしにとっては一大事なんだけどな





テカ 修さん



優真に知らせておいてくれたんだ




なんか 感謝しなきゃな





優真の顔見たら



痛みが一気に


無くなった気がする・・・






< 124 / 142 >

この作品をシェア

pagetop