旦那様は高校教師
店頭に並んだ本を見ながら、私達の食べ物の話しは尚も続く。
パンやデザート、食べたい物や好きな物…。
1冊の中に全て纏めた本がなく、結局ご飯系の本を3冊おやつ系の本を2冊買う事にした。
宝石店を出て2時間以上経過していた為、私達は宝石店へ急だ。
心ちゃんはリングの刻印を確認すると、其れをそっとケースに戻す。
「此れで良いです。有り難うございました」
私達は店員さんにお礼を告げ、宝石店を後にした。
「あっ!もうお昼過ぎてる…」
心ちゃんは腕時計に目を移す。
私達は買い物に夢中で、お昼ご飯を忘れていた。
「ほたる、何食べたい?」
お食事コーナーを歩きながら、お店屋さんを歩いて回る。