旦那様は高校教師
「お帰りなさい♪今日も1日お勤めご苦労様。ご飯もう少し待ってね」
私はコンロの火を弱め、愛する旦那様の鞄を受け取り、寝室へ持って行く。
「俺も何か手伝うよ…」
心ちゃんは上着を脱ぎ、着替えながら話し掛ける。
「大丈夫。ゆっくりしてて」
私はキッチンへ戻り、急いで料理の仕上げに取り掛かった。
心ちゃんは着替えを済ませると、テーブルの上を拭いたりお風呂の用意等、進んで手伝いをしてくれる。
「心ちゃん…疲れてるのにごめんね…。でも有り難う」
キッチンから声を掛けるも、心ちゃんの返事はない。
聞こえなかったのかな?
チラッと部屋を覗くと、其処に心ちゃんの姿はない。
其の代わり、ベランダのドアが開いていた。
あっ…亀さんの餌やり!?
ごめんなさい…帰りが遅くなって其処まで手が回らなかったの…。