同居ゲーム
「待って、そこで謝られると俺が辛い。」



あたしはそれこそ衝動的に海斗に抱きついた。



「あたし、嫌いになってない。
海斗が怖いとか思ってないよ。」


「うん、あんがと。」



肩に、唇が触れる。



「それとね。」



あたしは首を捻って海斗を見上げた。



「服、着よう。」



言われて初めて自分が裸だってことに気がついた。



「ッ!」



海斗はクスクス笑っている。



「やだ、離れないで!」



下着姿のあたしは必死で海斗にくっついた。



「でも、永遠にこのままってわけにはいかないでしょう。」


「うう~。
どうして今まで教えてくれないの?」


「ん?
萌えるから。」



クスッと笑って、またあたしを抱く。



「海斗…エロい。」


「こんなの、恥ずかしがってたら由宇希。
これからもたないよ?」



妖艶に、海斗の指が身体を這う。






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