同居ゲーム
「海…ッ。」



反射的に海斗の服を握りしめた。


海斗はそんなあたしにクスッと笑って、軽くキスした。



そのまま唇は首、肩へと降りてくる。



「あ…。」



胸に温かい感触。



音を立てて、海斗は胸に唇を這わせた。



「ん…んんッ。」


なんか…気持ちいい。



海斗の頭にギュッと抱きつく。



頭がぼうっとしてきた頃、海斗の身体が離れた。



「ここまで。」



どんな顔をしていたんだろう。



海斗が困ったように笑って言った。



「これ以上は俺がヤバい。」



赤面する。



あたし、恥ずかしい…!



「あと、1年。」



首を傾げて海斗を見る。



「16になったら、容赦はしないよ。」


「え?」



どういう…。



「俺、自分の部屋にいるから。」



あたしは一人、部屋に残された。
















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