同居ゲーム
「まぁ、お楽しみだよ。」


「入ってんだな。」


「お楽しみ…だ、よ?」


「絶対入ってんだな。」



う"うー。



央を見れない。



身体をよじって背中を向けた。



「もー、嫌いなんだよ。」


「知ってるよ。」



心の中で言ったつもりが口に出た。



ああっ、もうおかしいわあたし。



「直前まで信じとくよ。
知ってるんなら、優しい由宇希はピーマン入れないハズだもんな。」



…央の奴、ずっと言い続けるつもりだな。 



あたしはジロリと央を睨んだ。



が、央はどこ吹く風。



鼻歌なんかわざとらしく歌いながら、殺人事件のニュースを見ている。



いや、不自然過ぎるから。



「あたし、みんな呼んでくる。」


「はいはい。」



美喜さん、央をしばいて下さい。














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