シークレットラブ
第一章

覚えてる、体温。



今でもよく覚えてる。



私のパパの友達が会社を経営してて、



パパは凄く友達と仲が良かったみたいで、



何度も何度もその会社に遊びに行った。



でも、その日はいつもと違ったんだ。



いつも通り、パパに連れられて、社長室に入る。



ドアを開けると、そこにはひとりの男の子…



正直、顔はあんまり覚えてないんだ。



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