シークレットラブ

知らない男の人。




着替え終わると、ピンポーンとインターホンが聞こえた。




「はーい」




ドアを開けると、真っ黒なワンピースを着て、いつもより大人っぽい綾ちゃんが目に入った。




「やほ〜!!流依、準備できてる〜?」




「うん、行こっか。」




「だね!」




家を出て、ゆっくりと歩き出す。




今日の私は、白いTシャツと、膝上でフリルのついたミニスカートにオーバーニーソックス。
そして、ピンクのヒールといった格好だった。




しばらく話しながら歩いていると、お店についたらしく、綾ちゃんが声を上げた。




「流依、ここだよ!」




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