シークレットラブ



すっきりとした顔で、ドアに手をかける壱也。




な、なんだったんだろう…



お預けされて、なぜだか寂しい気分になった。




「流依?」




そんな気分のせいか、車からおりようとしていた壱也のスーツの裾を、掴んでいた。




「………して…」




「ごめん、何だって?」




「壱也…キス、して…」




…〜〜っキャー!私、今何言っちゃったんだろっ
恥ずかし〜!!




< 53 / 120 >

この作品をシェア

pagetop