シークレットラブ
「それがさぁ…別れるかもしれない…」
「え!?どうして?」
あまりに突然の発言に私はかなり驚いた。
確か、綾ちゃんの彼氏さんは、21歳の社会人の人だったと思う。
「ん〜やっぱりさ、相性が悪かったのかもしれない。浮気、されてたみたい…」
「そんな…」
「まぁ、私のことはいいのよ。
流依はそろそろ恋愛してみたら?」
その時、チャイムが鳴り、先生が入ってきた。
「流依、ちゃんと考えなさいよ?じゃ、また後で。」
「うん。」