君との期待値
「夏弥の部活の先輩ですからね。話してるところをよく見かけますし」
ああ、
それでか。
納得。
ってことは、
「赤羽くんの友達?!」
「はい」
少年はにっこりスマイル。
こ、こんなまともな人が友達なんて。
信じられない。
真逆じゃん。
王子と山賊なみの差があるよ。
「えーっと、あんなのと友達で大丈夫なの?」
「夏弥はいいやつですよ」
いやいや。
そんなこと言うあなたがいい人でしょ。
でも……
赤羽くんは悪く見せてるだけってのはわかる。