君との期待値
「それで……ああ、拓真のことだよね」
パンッと両手を叩く。
「とりあえず、明日話してみるよ。
避けられてるかもしんないけど話してくれない訳じゃないし」
「……」
「任せといて」
ちょっと不服そうに少年は私を見下ろす。
まだ目を合わせるのは厳しいから、彼が視界に入る程度のところに焦点を合わせる。
ドキドキドキドキ。
2人きりじゃ心臓が保たない。
明日拓真と話して明後日は3人で焼き芋焼かないと。
……何で、避けられてるんだろう。
明日話してくれるのかな?