ゆっくり愛して
「てゆうか!あんたは何で嫌なの?」
まずはそこでしょ。
そう加えて里美に聞かれた。
何が嫌っていうかね、
「嫌じゃないんだよ?」
「じゃあ…何で。」
「嫌じゃないけど…怖いんだもん!」
いろんなことが頭の中でぐちゃぐちゃだ…
「あたしの体見て渉君が引いたりしないかな?とか失敗したらどうしよう…とか…、いっぱい不安なの!!」
嫌われるのは本当に怖いんだもん。
好きだから…
失望されちゃうのが怖くて仕方ない。
「ばか…そんな可愛い悩みだなんて…。」
呆れたようにため息を吐く里美。
想像していた言葉とはまったく違って…
「それってあんたが渉君を信用してないってことじゃない?」
「な、…違うよ!」