ゆっくり愛して


「俺も話しがあって…」


…!?


別れ話?


嫌だっっ



あたしはうつ向いてた顔を上げ、渉君を見ながらフルフルと顔を横にふった。



「ダ…メ…。」



今にも泣きだしそうなあたしを心配そうに見つめ、



「…とりあえず場所変えよ?」



あたしの手を引いて歩き出す。





付いたのは使われていない空き教室。


つかまれた腕は静かに離され


「香保…」


渉君が話しはじめようとした。



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