ゆっくり愛して
渉君の教室の前。
勢いでここまで来たけど…
何をどう話せばいい?
第一向こうはあたしに会いたくないかも…
心臓がありえないくらいズキズキ痛みだしてきた。
どうしよう…
「香保…?」
この声は…渉君だ…
そう気付いたけれどうつ向いていた顔を上げることができない。
あたしはとことん臆病だ。
「昨日のこと…?」
あたしが口を開かないからか、渉君が遠慮がちに尋ねてきた。
覚悟…決めなきゃっっ!