2人の王子と天然の姫

翔side


「へぇ・・・
じゃあ受かるといいな」

「うんっ翔が勉強教えてくれたし
多分大丈夫だよ」

俺は高校で離れる事を

承知していた。

隼人は荒れてた様子だったが・・・

俺と隼人と沙羅。

お互いに違うものを持つ。

分かっていたはず

分かっていたはずなのに

寂しかった。

< 12 / 384 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop