2人の王子と天然の姫

「で、話って・・・」

景君から話があるって聞いて

ここまで連れてこられた。

「あぁ・・・」

景君はなんだか話しにくそうにして

私の方を見つめてくる。

「夜したこと・・・怒ってる??」

「え??」

「いや、その・・・
あれから喋ってないからさ」

「ああ。まあ多少ビックリしたけど
怒ってはないよ??」

「良かったあ」

景君はいつもの笑顔に戻る。




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