2人の王子と天然の姫
第七章 すれ違う心

「よしっっ!!」

私はいつもより早く家を出る。

もちろん

隼人と会わないために。

昨日の事は

事故だった・・・

そう思うことしか出来なかった。

多分つまずいた拍子に

口と口が当たってしまった。


「よっっし!!」

私は1人張り切った声をだして 

家を後にした。


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