黒桜
第2章
「ねーねー。俺神田龍(カミダリュウ)よろしくー」



隣にすわっていた龍という男子に声をかけられた。



「よろしく。」


私がそういうと龍はにこっと笑って



「俺のこと龍ってよんでーだから俺も柚依って呼ぶー。」



と言っていた。


呼び方とか別にどうでもよかったから



「わかった。」



とだけ返事をした。龍はなんとなく可愛いって感じの


男子だった。身長も私が163㎝であんまり変わらないから



そんなに高くないし。



しかもすごくいい奴そうだった。
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