material girl
「あ、あの子さ、今日からうちで働くリサちゃん。まぁ現場に来るのは今日だけだと思うけど、これからよろしく☆」
いきなり忍成俊介があたしをモデル達に紹介するもんだから、びっくりした。
ハンガーにかかった服を仕分けしてた手をとめる。
「あ。よろしくお願いしマス。」
一応頭を軽く下げるあたし。
「えーっ超かわいい~☆外人さんみたい~、羨ましい!」
一番馬鹿そうなオンナがやけに高い声を出す。
でも目が確実にライバル心むき出しっていうか。
敵を見る目って感じ。
「まぁ半分以上はアメリカ人なんで。あの、あたし他手伝ってきます。」
そっけない返事を返し、その場を離れ、コーヒーの準備してる真希さんの所へ向かった。
「何あれ、なんか感じ悪くない?下っ端のくせに。ハーフだからって調子乗ってんじゃないの?」
小さな声で隣の子に囁いていたモデルの子の声が耳に入る。
ってか、こんな馬鹿女達に何言われようと、どーでもいいけど。