そのメール
夢
暗闇に包まれる町。
その中に浮かぶのは
まるで血を溢したように赤く染まる満月。
それと
俺以外の誰かの人影。
そいつが言うんだ。
「憎い相手がいるんだろう?」
淡々と
「さぁ、僕に………を送って」
よく、聞き取れなかった…。
「そうすれば…」
そいつがニヤッと笑った。
剥き出しになった前歯が、月明かりに照らされてギラギラ光る。
「僕が殺してあげるよ」
その中に浮かぶのは
まるで血を溢したように赤く染まる満月。
それと
俺以外の誰かの人影。
そいつが言うんだ。
「憎い相手がいるんだろう?」
淡々と
「さぁ、僕に………を送って」
よく、聞き取れなかった…。
「そうすれば…」
そいつがニヤッと笑った。
剥き出しになった前歯が、月明かりに照らされてギラギラ光る。
「僕が殺してあげるよ」