きっとここで君に出会うために
がむしゃらに走ってたどり着いたのはあの公園だった。
なんだか安っぽい映画みたい。
なんて思えるあたしは、大分落ち着いてきたんだろう。
公園の中に入ってブランコに座る。
ギーッと音が静かな空間に響いて気味が悪い。
どんどん冷静になっていく中で、不安があたしの心を支配する。
あの後お母さんがどうなったのか心配なのに、
今帰ってお母さんが全て思い出していたら、
またお母さんはあたしを叱るんじゃないか、叩くんじゃないか、
そう思うと足に力が入らない。