♥小学生からの恋♥
私は、家に帰ってすぐに聖に手紙を書いた。

便箋を封筒に入れ、気持ちを込めながらシールを貼った。

そして、いつもどおりに、ごはんをたべ、お風呂に入り、ベッドに転がった。

が、なぜかハイテンションのため、なかなか寝付けなかった。


なぜか、いつもより早い6時に起きてしまった。

2度寝をしようと思ったが、その気にもなれなかった。

用意をするためにベッドから起き上がった。

机の上を見ると、昨日書いた手紙が置いてあった。

やはり、昨日起きたことは、夢ではなく現実。

そう考えるとまたテンションがあがってくる。

スキップしながらトイレに行くとお母さんが起きてきた。

スキップをしている私を変な目で見ながら、笑っていた。

そして一言・・・。

【今日がんばり~や☆ミ】

と星を飛ばされた。

なぜなら、お母さんは昨日のことを全部知っているからだ。

適当に返事をしあとに、トイレにむかう。

トイレの中でガッツをした。

そして、どきどきしながら学校にむかう。


学校に着き、いつも通りの朝を迎える。

でも私は、早く手紙を渡したかったので、聖に近寄り、手紙を渡した。

聖は驚いていたけど、なんだか嬉しそうな表情でもあった。



~聖サイド~

俺は、なぜかさちに呼ばれた。

とことこと近寄ってきて、手紙を渡された。

俺は、嬉しい顔をどうしても隠せなかった。

さちは、俺に笑いかけると、瑠衣と緑のところにもどっていった。

内容が気になるが、ここで読むのはやめよう。

トイレに駆け込み、ドアを勢いよく閉める。

内容は。
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