秘密の恋 〜私の禁断〜 上
「でも、抱き合ってもダメー!!!」



ヒョイッと旦那は私の体を抱き上げた。




「ちょ……!!」

エヘーッと笑う旦那が可愛く思えた。

「俺のリサコだよ?抱きしめたなんて、許せねぇから消毒してやるよ!」

「えぇ?ご飯は?」

「今から食う。」

「じゃあ…!」

「今日の晩ご飯はリサコちゃんでーす!!」



お姫様抱っこをしたまま旦那は寝室に向かうと、寝室のドアを足で簡単に開けて私をベットに寝かせた。


久しぶりにこんな無邪気に笑う旦那を見て、私はすぐに抵抗をやめると、私と旦那はお互いに一皮剥けたように、清々しい気持ちのまま愛を確かめ合ったんだ。


久しぶりにお互い、愛を注ぎ合った気がした。



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