秘密の恋 〜私の禁断〜 上
「勇気…」


車のドアを開けて勇気を見つめた。




「リサコ…会いたかった…」



乗り込むとすぐに勇気は私を抱きしめた。



「ダメだよ。近所の目が…」

「あっごめん。」


勇気を突き放して、車は走り出した。




勇気の匂い。



この車は勇気の匂いがする。



安心する。



私の大好きな匂い。



勇気の横顔をチラチラ見ながら、苦しくなる胸を押さえて、外を見た。



これって…



好き…なのかな…。



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