SONGS
それを憂う者がいた。

戦闘宙域から緊急離脱していく民間のシャトル。

その舷窓から悲しげな瞳で、瞬く戦火を見つめる一人の少女。

その目で見つめるのは炎ではなく、命の煌き。

その心が揺れるのは、戦争ではなく命が消え行く事。





いつしか。

彼女はシャトルの外…虚空に向かって歌い始めていた…。



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