ツンデレ少年

誰もいない教室。
もう春を迎えたためか陽が長かった。
校庭には先輩達の青春を彩るような声が聞こえ、ふと、そういえば何部に入ろうかなと自問。(仮入部で決めればいいよ)と自答。はい解決夏喜は納得いかない様で、さっきから「でもさ~」と櫻井はかっこいいだのアレで頭いいらしいだの(誰から聴いたんだろう)云々。そんな言葉が私の聴覚に嫌でも響いたが、残念只今脳内への進行回路は遮断しております。夏喜サン、あなたの言葉は全て一方通行。別の穴から出ていきます。ズラズラ…っと一字一句。
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