芸能人に恋をした~番外編~
【俊貴】


俺、何言ってんだよ。


保健室を出た俺は、自分に問い掛ける。



あんな、突然の告白に奥窪星菜はオッケーしてくれるはず、ねぇよ。



後悔の波が押し寄せて来る。



髪の毛をクシャクシャさせながら、俺は屋上に向かった。







屋上に入り俺は、空を見上げた。



青空が何処までも続いている。


俺の心と、空は反対だな。



寝っ転がりながら、思った。



それより、奥窪星菜をイジメた奴を探さねぇえと。


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