好きだから、別れよう。
「マサキさん…ディズニーランドには、キティちゃんはいないよ…?」
驚いた顔でマサキさんは私を見た。
「えっ?なんで?」
「ディズニーは、ミッキーとかミニーとかプーさんとかスティッチとか…そういうのがディズニーキャラクターなの」
「うんうん。わかるよ。で、キティちゃんは?」
「キティちゃんはサンリオ。ディズニーキャラクターじゃないからここにはいないんだよ」
「……………」
マサキさんは真っ直ぐ前を見たまま、無言で歩き続ける。
「………マサキさん?」
「……マジで?」
「あ…うん…」
「………あ゛ーーーーーっ!!マジかよーーーっ!!!」
マサキさんは私と手を繋いだまま、しゃがみ込んで自分の頭を抱えた。
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