好きだから、別れよう。



「マサキさん…ディズニーランドには、キティちゃんはいないよ…?」



驚いた顔でマサキさんは私を見た。



「えっ?なんで?」



「ディズニーは、ミッキーとかミニーとかプーさんとかスティッチとか…そういうのがディズニーキャラクターなの」



「うんうん。わかるよ。で、キティちゃんは?」



「キティちゃんはサンリオ。ディズニーキャラクターじゃないからここにはいないんだよ」



「……………」



マサキさんは真っ直ぐ前を見たまま、無言で歩き続ける。



「………マサキさん?」



「……マジで?」



「あ…うん…」



「………あ゛ーーーーーっ!!マジかよーーーっ!!!」



マサキさんは私と手を繋いだまま、しゃがみ込んで自分の頭を抱えた。








.:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:.
< 113 / 222 >

この作品をシェア

pagetop