〜叶わない秘密の恋〜 先生の笑顔が、スキ…

「麻夜…、あのメッセージ、どうして送ってくれたの?最初、名前書いてなかったから解らなくて…。
だから、確か…?!と思いだしたのは、今の学校の部員の名前…。同じだった名前の子いたなぁ……ってふと思ってね。だから、麻夜だと解った時は、本当に驚いたんだけど、なんだろ?
あの頃がすごく懐かしくて、どうしてるか気になって…、アドレス書いたんだ……。」







「アドレス書いても、返事くれるか…、保証なんてなかったけどーーー
でも、きっと麻夜なら……、絶対にメールくれると思ったから…」








そうだった…。
じゃあ、私がメールしてなければ、今はなかったんだよね…






「先生、元部員に向けてメッセージ書いてたでしょ?あのメッセージ読んで、スッゴく懐かしくなって……先生、どうされてるのかな?って。
でも、あのメッセージもね、送るまで悩んだし、送ってからは迷惑じゃ……って思ったから、先生からメッセージ届いて、アドレスを見て、本当に嬉しくて……」







「そっかぁ…、だからなんだ。名前書いてなかったのは、恥ずかしがりやの麻夜ちゃんだからね」







「それから、毎日ずっと会うまでメールしてたでしょ。先生、毎日、麻夜からどんなメールが届くのか待ち遠しくて…。いつしか、楽しみになってたし、ほんのひとときの安らぎにもなってたんだーー」
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