恋するシンデレラ
「一回振られたけどさ。
その時より、俺のこと知ってるだろ?
・・・・・・それに。
そんな泣き顔を見せられたら、ほっとけない。」
そう言いながら、私の涙をずっと拭いていてくれてる。
ずるい。
そんなに優しくされたら、余計に涙出ちゃうよ。
告白されたっていうのに、たいして驚いていないのは。
きっと、さっき言いかけてた言葉が予想できてしまっていたから。
と、いきなり私から離れた達哉君。
ーーーーーー・・・バンッ!!
大きな音を立てて壁に当たった。
「え?」
違う。
離れたんじゃなくて、離された。
当たったんじゃなくて、当てられたんだ。
「・・・何泣かせてんだよ。」
優斗に。
.