恋結び〜先生の秘密の魔法〜



嶋本は無言で近寄ってきた。



「水樹は友達だって思ってたけど、違うみたいなんだよね。…先生からさ、奪っていい?」





「…好きにしろ、ただし奪えなかったその時は潔く諦めろよ?男なんだからさ」



「……でも先生も不安なんじゃないのー?い・ろ・い・ろと」






「…………さっさと帰れよーもう遅いんだから」



俺はそう言いながら教室を出た。

< 223 / 290 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop