婚約者代理!?
「直也先輩っ!!」
「いや、あまりに可愛くて…」
少し頬をピンクに染めながら言った先輩は、女のあたしから見ても、どこか可愛かった。
「まったく…」
そう言って、夢輝はあたしのぐしゃぐしゃになった髪を、直してくれた。
「あ、ありがと…」
「別に、それより」
あぁ、そうだね…聞こーか…
「あの…山崎先輩って、双子ってホントですか?」
「奈津なに言ってんの!?」
「いや、気になって…」
前にあたしが言ったじゃん!!って理江に怒鳴られた。
小声で信じてくれないの?って言われたけど、信じてるよ?
でも、やっぱ本人にも聞いた方がいいかと思ってね?
ごめん、理江。