この想いを君に…
「翔くん、オジさんと一緒にバイクに乗ろうか?」

祥太郎は右手を差し出した。

翔は恐る恐る手を差し出す。

祥太郎の冷たい手が翔の暖かい手を覆う。



「では今からキッズコースを開催します!」

祥太郎は翔と手を繋いで、もう片方の手でマイクを持って参加者に説明を始めた。
< 204 / 503 >

この作品をシェア

pagetop