この想いを君に…
「今からどこに行くの?」

むっちゃんの質問に私はニヤリ、と笑って

「めーっちゃ、綺麗な夜景を見に行くねん!
そこには…めちゃ良いものがあるから」

二人がそこでそれをしてくれるかどうかは疑問やけど。

…こういう事を企むのは好きやわ、私!



「なんか、奏さん、にやけてる!」

むっちゃんの鋭いツッコミが入る。

「気にしたらあかん〜!」

そういう私はやっぱりにやけていた。
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