この想いを君に…
「…祥太郎」

段々覚醒する頭の中。

『暇だったら会わない?』

「暇じゃない…、寝たい」

俺はそのままボタンを押した。

これ以上、話する気はない。



再び、タオルケットに包まって寝ようとしたら…



チャイムが鳴った。





完全に頭が覚醒する。



「はい…」

『開けて!』





殴ってやりたい、祥太郎め。
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