この想いを君に…
「そろそろ、役割を分担させたいし…
俺は知樹を見るから、睦海は光に見てもらえ」

「至さんがいるじゃない!!
知樹は至さんじゃ、ダメなの?」

あたしはもう、ご飯を食べる気力がなくなってお箸を置いた。

「至はレース日でもお店でお客さんの修理とかしてもらいたいから。
あのねえ、睦海、ウチのチームは財政的にも厳しいの。
効率よくやらなきゃいけない」

パパは真剣な目であたしを見つめた。

わかってる。

わかってるけど!!



納得出来ない。
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