この想いを君に…
「まあ、セッティングは…
むっちゃん好みやと思うよ」

光さんはあたしに笑みを投げかける。

「…楽しみにしてるよ」

そう言ったけど。

パパから代わってしまう事は。

本当に不安だ。

パパは何でもあたしが試したい事や意見もしっかり聞いてくれたし。

常に一緒にマシンを組み立ててくれた一番の師匠だから。

光さんの腕がいいのは知っている。

けど…

パパみたいに一緒に組み立てて。

話し合いとか、色々。

出来るのかなあって。

普段は何でも言いたい放題に言ってるけど、レースではそういう訳にいかないから。
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