この想いを君に…
「じゃ、また後で」

祥太郎はニッ、と笑って手を振った。

俺達も手を振る。

「頑張ってね〜!」

むっちゃんは祥太郎の背中に声を掛けると祥太郎は右手をヒラヒラさせて、その声に応える。

この後はピットウォーク、その後にJSB1000の予選。



俺も出たかったな〜…

あいつと戦ってみたかった。

足はもうかなり良くなっているけど。

門真さんは首を縦に振らなかった。

来年、完璧にしたいらしい。
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