そして海の思い出を胸に


でも、その後もなんとなくお互い黙っていた。



今にして思うと、今朝の私のトラブル続きの遅刻。

そして、その罰の部室掃除で帰りが遅くなったおかげで、こうして涼と時間を作れた事。

全てが偶然じゃなくて、必然だったのかも……って思えてくる。



もしかしたら、涼もそう思ってるのかな?



なんとなく、そんな気がした。


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