そして海の思い出を胸に


僚二と違う部分を見付けて、笑ってしまった自分が居たよね?



私は昨日会ったばかりの涼自身に、惹かれているの?



そんなの……ダメなのに……。

私には、そんな資格は無いのに。



今なら、まだ、大丈夫だよね?

きっと私が冷たく接していれば、涼だって『こいつ、感じ悪いな』って思って、離れて行くよね?



そうすれば……また、私の心は、僚二の事だけ考えられるようになるよね?


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