夢恋
やっと出会えた。
こんな風に、はやく出会いたかった。
ずっと待ってた。
こんな出来事…いや、
こんな奇跡が起こることをー…。

どうか、これが夢でありませんように。
初めて、そう願った。
そう願うことができた。


目に涙を浮かべる私を、困った顔でこう言った。
「大丈夫?」
実際に彼の声が聞けて、
もっと泣きそうになる。


そしてー…
「あのっ!!」
「…何?」



私の本当の恋が始まるー…。
< 2 / 3 >

この作品をシェア

pagetop